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 研究成果2

2. 採餌の仕方は7種類
ハクチョウは餌をとる時にその場所の状況に応じて採餌方法を使い分けて行うが、その採餌方法は7種類に分類される。


① ついばみ採餌
② 水面採餌
③ 水中採餌



① ついばみ採餌
一般的に鳥類が行う採餌方法で、地上等にある餌をくちばしでついばんで食べる方法です。

② 水面採餌
水面上に浮いている餌を水と一緒に飲み込み、くちばしの板状歯で水は外に出し、餌だけをくちばしの中に残して濃しとる方法です。

③ 水中採餌
水深が60cm程度のところで首を水に差し込んだ程度で行う採餌法です。水は濁っていても関係ないようです。


④ 逆立ち採餌
⑤ 泥中採餌


④ 逆立ち採餌
これも水中採餌なのですが、③よりも水深が深い時に行う採餌法で、ハクチョウが水中に逆立ちして採餌出来る程度の深さの時に用いる採餌法です。水深は1m程度です。

⑤ 泥中採餌
沼や池の底の泥の中にある植物の根や茎の部分を食べる時に用いる採餌法です。顔だけでなく首のつけ根近くまで泥の中に差し込んで食べる時もあります。


⑥ 石投げ採餌
⑦ 足踏み採餌


⑥ 石投げ採餌
主に給餌が行われている所で、水底が小石、礫の時に用いる採餌法です。水底の小石や礫の間に落ちた給餌された餌を食べるためにクチバシで障害となる石をくわえて別な場所の放り投げて餌を食べる方法です。

⑦ 足踏み採餌
水中採餌に含まれるが、水底の泥や砂の中にある餌をとる時に水中で足踏みをして水の力を利用して餌となるものを巻き上げて採餌する方法です。水底が小石の場合でも行っていました。


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